【4月21日 AFP】ノルウェー銃乱射事件のアンネシュ・ベーリング・ブレイビク（Anders Behring Breivik）被告（33）は20日の公判で、「本来なら、私はとても優しい人間で、精神科医の治療対象なんかではないが、77人を殺害した昨年7月の事件の前から、感情を締め出す修業をしていたのだ」と陳述した。

　ブレイビク被告は法廷で、爆弾と銃乱射による2か所での攻撃が「恐ろしく、残酷な行為」だったと認めた。また長年かけて自分の精神を鍛える必要があったと述べ、「準備ができていない要員を戦地に送ることはできない」ことと一緒だと語った。さらに、自分には精神的な障害はなく、感情をなくすために長い間、瞑想（めいそう）を実践してきただけで、思いやりのある人間だと強調した。(c)AFP/Nina Larson

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