オリンパス菊川前会長ら逮捕、東京地検
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【2月16日 AFP】(一部更新)光学機器大手オリンパス(Olympus)の損失隠し事件で、東京地検特捜部は16日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、菊川剛(Tsuyoshi Kikukawa)前会長兼社長ら旧経営陣3人と、元証券会社幹部の計4人を逮捕した。
東京地検によると、逮捕されたのは菊川容疑者の他、同社前副社長の森久志(Hisashi Mori)容疑者(54)、前常勤監査役の山田秀雄(Hideo Yamada)容疑者(67)、元証券会社幹部の中川昭夫(Akio Nakagawa)容疑者(61)。また、警視庁が他に3人の証券OBを逮捕したという。
7人は共謀して、実際は2337.37億円だった2007年3月期のオリンパスの連結純資産額を3448.71億円と、08年3月期には2542.46億円を3678.76億円と水増し記載した有価証券報告書を提出した疑いがもたれている。
NHKによると、森元副社長と山田元監査役は粉飾決算への関与を認めているという。(c)AFP/Kyoko Hasegawa
東京地検によると、逮捕されたのは菊川容疑者の他、同社前副社長の森久志(Hisashi Mori)容疑者(54)、前常勤監査役の山田秀雄(Hideo Yamada)容疑者(67)、元証券会社幹部の中川昭夫(Akio Nakagawa)容疑者(61)。また、警視庁が他に3人の証券OBを逮捕したという。
7人は共謀して、実際は2337.37億円だった2007年3月期のオリンパスの連結純資産額を3448.71億円と、08年3月期には2542.46億円を3678.76億円と水増し記載した有価証券報告書を提出した疑いがもたれている。
NHKによると、森元副社長と山田元監査役は粉飾決算への関与を認めているという。(c)AFP/Kyoko Hasegawa