【12月29日 AFP】英イングランド(England)北東部のミドルズブラ(Middlesbrough)市は、斬新な方法でマリフアナ吸引をする若者のたまり場をなくすことに成功した。

 ミドルズブラでは、住宅地近くの森で10代の若者たちが飲酒やマリフアナの吸引をしていると近隣住民から苦情が出ていた。これを受けて当局は、たまり場周辺の木々を間引いて通り道からの見晴らしを良くした。さらに地面に豚のふんをぶ厚くまいたところ、若者は集まらなくなったという。

 市当局は、「苦情を受けて調査したところ、現場で飲酒が行われていることが確認され、ボングと呼ばれる(マリフアナを吸うための)器具も発見された」と発表した。「住民の意見を聞いたところ、風が吹けば若干気になるものの、ボングを使われるくらいだったらポン(悪臭)の方がずっといいということだった」

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