【11月22日 AFP】ポーランド北部グダニスク(Gdansk)近郊で20日、道路を異常走行していたBMWを警察が停止させたところ、運転していた男性から法定制限値を15倍も上回るアルコールが検出された。だが、地元警察によると、この男性はロシア領事だったため、外交特権により無罪放免となったという。

 AFPの取材に応じたグダニスク警察によると、この領事のアルコール検査を行ったところ、血中アルコール濃度が法定制限値を15倍も上回っていた。

 外交特権により身柄は拘束されなかったが、いずれにしても領事がハンドルを握り直すことはなかった。アルコールと困惑で赤面した領事は、電話で呼び出した運転手に車を運転させて帰ったという。(c)AFP