リンカーンの墓地から銅製の剣盗まれる、米国
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【11月14日 AFP】米イリノイ(Illinois)州スプリングフィールド(Springfield)にある第16代米大統領エーブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)の墓地で、銅製の剣が盗まれていたことが分かった。
この剣は、リンカーンの墓の前方に据えられた南北戦争(Civil War)の兵士の銅像が握っていた長さ90センチほどのもので、1890年にも盗まれたことがあるという。当時の剣は、南北戦争で使用した大砲を溶かして作られたものだった。
イリノイ州史跡保護当局のデーブ・ブランシェット(Dave Blanchette)氏は、犯行は墓地が閉園した後に行われたとみており、「像の台座をよじのぼったうえに、盗みを働こうなどと思いつく人間がいるなんて、まったく信じがたい」と怒りを示した。
保護当局では現在、修復用の新しい剣を準備中だという。銅像は、剣が盗まれた以外は無傷だった。(c)AFP
この剣は、リンカーンの墓の前方に据えられた南北戦争(Civil War)の兵士の銅像が握っていた長さ90センチほどのもので、1890年にも盗まれたことがあるという。当時の剣は、南北戦争で使用した大砲を溶かして作られたものだった。
イリノイ州史跡保護当局のデーブ・ブランシェット(Dave Blanchette)氏は、犯行は墓地が閉園した後に行われたとみており、「像の台座をよじのぼったうえに、盗みを働こうなどと思いつく人間がいるなんて、まったく信じがたい」と怒りを示した。
保護当局では現在、修復用の新しい剣を準備中だという。銅像は、剣が盗まれた以外は無傷だった。(c)AFP