ソマリア武装勢力に誘拐された仏人女性が死亡、仏外務省
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【10月20日 AFP】フランス外務省は19日、ケニア東部ラム(Lamu)島近くのリゾート地・マンダ島(Manda Island)でソマリア武装勢力に誘拐されていたフランス人女性が死亡したと発表した。
死亡したのはマリ・デデュー(Marie Dedieu)さん(66)。今月1日、10人ほどの武装集団がデデューさんを拉致し、誘拐を阻止しようとしたケニア海軍と戦闘を繰り広げたのち、ボートでソマリアに連れ去った。
外務省によると、解放交渉の窓口役となった人物から死亡の知らせを受けたという。また、死亡の経緯は不明としながらも、デデューさんの健康悪化が一因との見方を示した。デデューさんは数年前の事故で車いす生活を余儀なくされている上、末期のがんを患っており、数時間ごとに薬を飲む必要に迫られていた。
死亡発表当日、ケニア軍は、同国で相次ぐ外国人誘拐事件の首謀者とみるソマリアのイスラム過激派組織アルシャバブ(Shebab)の拠点を空爆した。ケニア軍はソマリア暫定政府の承認のもと、16日から大規模な越境攻撃を行っており、これまでにアルシャバブの戦闘員数十人を殺害したと発表している。(c)AFP/Michael Mainville
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外務省によると、解放交渉の窓口役となった人物から死亡の知らせを受けたという。また、死亡の経緯は不明としながらも、デデューさんの健康悪化が一因との見方を示した。デデューさんは数年前の事故で車いす生活を余儀なくされている上、末期のがんを患っており、数時間ごとに薬を飲む必要に迫られていた。
死亡発表当日、ケニア軍は、同国で相次ぐ外国人誘拐事件の首謀者とみるソマリアのイスラム過激派組織アルシャバブ(Shebab)の拠点を空爆した。ケニア軍はソマリア暫定政府の承認のもと、16日から大規模な越境攻撃を行っており、これまでにアルシャバブの戦闘員数十人を殺害したと発表している。(c)AFP/Michael Mainville
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