米機爆破未遂事件、「下着爆弾男」が有罪認める
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【10月13日 AFP】2009年12月25日に乗客279人、乗員11人を乗せた米航空機内で下着に隠した爆発物を爆発させようとしたとして起訴された「アンダーウエア・ボマー(下着爆弾犯)」ことナイジェリア人のウマル・ファルーク・アブドルムタラブ(Umar Farouk Abdulmutallab)被告(25)が12日、米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)の裁判所で、8つの起訴事実全てについて有罪を認めた。
ナンシー・エドマンズ(Nancy Edmunds)判事が8つの起訴事実をひとつずつ読み上げるとたびに、アブドルムタラブ被告は「罪を認めます」と述べ、傍聴席からは驚きのため息がもれた。
動機について、同被告はパレスチナ、イエメン、イラク、ソマリア、アフガニスタンなどで何の罪もないイスラム教徒が殺されたことと、イスラエルを支援する米国に復讐するためと説明。攻撃については「少なくとも1人の人物と合意していた」と述べ、自分は米国の法律では有罪だが、コーランに反することはしていないと強調した。
退廷の際、罪を認めれば有利になると誰かに言われたのかとエドマンズ判事に質問された被告は、「いいえ」と答えた。
アブドルムタラブ被告は最高で終身刑を受ける可能性がある。判決は来年1月12日に言い渡される予定。(c)AFP
ナンシー・エドマンズ(Nancy Edmunds)判事が8つの起訴事実をひとつずつ読み上げるとたびに、アブドルムタラブ被告は「罪を認めます」と述べ、傍聴席からは驚きのため息がもれた。
動機について、同被告はパレスチナ、イエメン、イラク、ソマリア、アフガニスタンなどで何の罪もないイスラム教徒が殺されたことと、イスラエルを支援する米国に復讐するためと説明。攻撃については「少なくとも1人の人物と合意していた」と述べ、自分は米国の法律では有罪だが、コーランに反することはしていないと強調した。
退廷の際、罪を認めれば有利になると誰かに言われたのかとエドマンズ判事に質問された被告は、「いいえ」と答えた。
アブドルムタラブ被告は最高で終身刑を受ける可能性がある。判決は来年1月12日に言い渡される予定。(c)AFP