アフガン元大統領、自宅で暗殺される タリバンとの和解交渉役
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【9月21日 AFP】アフガニスタンの首都カブール(Kabul)のブルハヌディン・ラバニ(Burhanuddin Rabbani)元大統領の自宅で20日、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)のメンバーが自爆し、ラバニ氏が死亡した。
ラバニ氏が、タリバンの密使と見られる2人を自宅に招いたところ、1人がラバニ氏とハグした瞬間にターバンの中に隠し持っていた爆発物を爆発させた。
同氏は、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領が前年に設立した「高等和平評議会(High Peace Council)」議長を務め、タリバンとの和平交渉の実現を模索していた。
カルザイ大統領は、ラバニ氏を「自らの生を犠牲にした愛国者」と表現し、「われわれの前進が阻まれることはない」と話した。(c)AFP/Sardar Ahmad
ラバニ氏が、タリバンの密使と見られる2人を自宅に招いたところ、1人がラバニ氏とハグした瞬間にターバンの中に隠し持っていた爆発物を爆発させた。
同氏は、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領が前年に設立した「高等和平評議会(High Peace Council)」議長を務め、タリバンとの和平交渉の実現を模索していた。
カルザイ大統領は、ラバニ氏を「自らの生を犠牲にした愛国者」と表現し、「われわれの前進が阻まれることはない」と話した。(c)AFP/Sardar Ahmad