【8月24日 AFP】国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)前専務理事(62)が、米ニューヨーク(New York)の高級ホテルで女性従業員に性的暴行を加えた罪で起訴された事件で、ニューヨークの裁判所は23日、検察当局が行った訴追取り下げ申請を認めた。

 検察当局は、女性従業員がうその供述を繰り返した結果、公判を維持できないと判断し、訴追の取り下げを裁判所に申請。女性従業員の弁護士が特別検察官による捜査を控訴裁判所に申し立てたが退けられ、同被告はこの瞬間、自由の身となった。(c)AFP/Sebastian Smith and Tim Witcher