国防省庁舎に侵入した男が発砲、銃撃戦の末に射殺 エストニア
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【8月12日 AFP】バルト3国のエストニアで11日、首都タリン(Tallinn)の国防省庁舎内に男が侵入して銃を発砲する事件が起きた。男は警察と銃撃戦の末に射殺された。
検察発表によると、現地時間午後3時(日本時間同日午後9時)すぎに、国防省に男が侵入したと警察に通報があった。エストニア公共放送(ERR)によると、現場は国防省の玄関ホールで、男は発炎筒を投げ、爆発物を爆発させたという。事件当時、マルト・ラール(Mart Laar)国防相は庁舎内にいなかった。
アンドルス・アンシプ(Andrus Ansip)首相は男の身元について、弁護士のカレン・ドラムビャン(Karen Drambjan)容疑者(57)だと特定し、7月にノルウェーで起きた乱射事件との類似性を指摘した。同容疑者は1954年にアルメニアで生まれ、1993年にエストニアの市民権を取得していた。エストニア国防省によると軍に所属していたこともあった。
動機は不明だが、同容疑者はかつて旧ソ連時代の共産党の流れをくむエストニア統一左翼党に所属していたという。現地の報道によれば最近は金銭的に困っており、タリン郊外の自宅は今年初めに差し押さえられていた。(c)AFP
検察発表によると、現地時間午後3時(日本時間同日午後9時)すぎに、国防省に男が侵入したと警察に通報があった。エストニア公共放送(ERR)によると、現場は国防省の玄関ホールで、男は発炎筒を投げ、爆発物を爆発させたという。事件当時、マルト・ラール(Mart Laar)国防相は庁舎内にいなかった。
アンドルス・アンシプ(Andrus Ansip)首相は男の身元について、弁護士のカレン・ドラムビャン(Karen Drambjan)容疑者(57)だと特定し、7月にノルウェーで起きた乱射事件との類似性を指摘した。同容疑者は1954年にアルメニアで生まれ、1993年にエストニアの市民権を取得していた。エストニア国防省によると軍に所属していたこともあった。
動機は不明だが、同容疑者はかつて旧ソ連時代の共産党の流れをくむエストニア統一左翼党に所属していたという。現地の報道によれば最近は金銭的に困っており、タリン郊外の自宅は今年初めに差し押さえられていた。(c)AFP