【8月6日 AFP】ドイツで4日、恋人に会いたい一心で、15歳の少年が高速道路を1200キロも無免許運転するという事件があった。

 夏休みで家族とオーストリアに滞在していたこの少年は、ドイツ北部フレンスブルク(Flensburg)にいるガールフレンドとSNSでチャット中、ちょっとしたことから、けんかになってしまった。

 少年はガールフレンドと仲直りするため、2日夜から3日朝にかけて家族の新車のハンドルを握り、1200キロ離れたフレンスブルクを目指して高速道路を飛ばした。

 少年の家族から通報を受けた警察は高速道路を追跡したが、少年はすでにフレンスブルクに到着していた。少年は無免許運転の罪が問われるという。ドイツでは、17歳から普通運転免許が取得できるが、単独での運転が認められているのは18歳から。(c)AFP

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