【8月5日 AFP】米テキサス(Texas)州の裁判所陪審は4日、モルモン教の分派教団で一夫多妻制を掲げる「末日聖徒イエス・キリスト教会原理派(Fundamentalist Church of Jesus Christ of Latter Day SaintsFLDS)」の教祖で、少女2人に対する性的暴行の罪に問われていたウォレン・ジェフス(Warren Jeffs)被告を有罪とする評決を下した。量刑は2日以内に言い渡されるが、最大で禁錮119年となる。

 事件は2008年、同州エルドラド(Eldorado)にある同教団の農場を警察が強制捜査に入ったことで発覚。米社会に衝撃を与えた。農場からは少年、少女468人が保護されたが、多くは組織的な性的暴行被害にあっていたとみられる。(c)AFP/Matthew Waller

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