米国籍の「14歳の殺し屋」に禁錮3年、メキシコ
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【7月28日 AFP】メキシコの裁判所は26日、ドラッグ組織のメンバーに代わって4人を惨殺した罪で、米国籍の14歳の少年被告に対し、禁錮3年の実刑判決を言い渡した。
当局によると少年被告は、2010年にメキシコ南部モレロス(Morelos)州クエルナバカ(Cuernavaca)の橋で見つかった4人の若者のバラバラ死体について、麻薬密売組織「南太平洋カルテル(South Pacific Cartel)」の代わりに自分が殺したと認めていた。裁判長は被告に、同州で未成年者に科すことができる最高刑の禁錮3年と、450万ペソ(約3000万円)の支払いを命じた。
ホセ・マヌエル・セラーノ(Jose Manuel Serrano)州検事は、少年被告が殺人、誘拐、武器所持、ドラッグ所持の罪を犯したとする検察側の主張を裁判所は全て認めたと述べた。
少年被告は前年12月、クエルナバカの空港で警察に拘束された。逃亡するために出国し、米カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)に住む母親の元へ向かおうとしていたと思われる。「El Ponchis(マントの男)」とあだ名されている少年被告は、自分も誘拐され、殺害への関与を強制されたと述べている。(c)AFP
【関連記事】「14歳の殺し屋」を拘束、メキシコ当局
当局によると少年被告は、2010年にメキシコ南部モレロス(Morelos)州クエルナバカ(Cuernavaca)の橋で見つかった4人の若者のバラバラ死体について、麻薬密売組織「南太平洋カルテル(South Pacific Cartel)」の代わりに自分が殺したと認めていた。裁判長は被告に、同州で未成年者に科すことができる最高刑の禁錮3年と、450万ペソ(約3000万円)の支払いを命じた。
ホセ・マヌエル・セラーノ(Jose Manuel Serrano)州検事は、少年被告が殺人、誘拐、武器所持、ドラッグ所持の罪を犯したとする検察側の主張を裁判所は全て認めたと述べた。
少年被告は前年12月、クエルナバカの空港で警察に拘束された。逃亡するために出国し、米カリフォルニア州サンディエゴ(San Diego)に住む母親の元へ向かおうとしていたと思われる。「El Ponchis(マントの男)」とあだ名されている少年被告は、自分も誘拐され、殺害への関与を強制されたと述べている。(c)AFP
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