ノルウェー爆破・銃乱射の容疑者が出廷、共犯者の存在を示唆
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【7月26日 AFP】ノルウェー・オスロ(Oslo)の裁判所は25日、爆破と銃乱射で76人を殺害したアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)容疑者(32)の予備審問を行い、8週間の容疑者勾留を決定した。尋問に当たった判事によると、同容疑者は活動的な共犯ネットワークの存在について供述しているという。
ブレイビク容疑者は8週間の勾留期間中、4週間は独房に留置され、予審尋問で供述した共犯関係について、警察の取調べを受けることになっている。
容疑者は、自身の行為を公に説明する場として法廷を利用したいと望んだが、裁判官は審問を非公開とし、容疑者が希望した軍服着用も認めなかった。
裁判官は審問後の記者会見で、容疑者が、イスラムによる欧州の植民地化を終わらせたいと述べたと説明。犯行の狙いは、可能な限り多くの人々を殺害することではなく、誤解されようのない強力なメッセージを伝えることだと加えた。(c)AFP/Roddy Thomson
ブレイビク容疑者は8週間の勾留期間中、4週間は独房に留置され、予審尋問で供述した共犯関係について、警察の取調べを受けることになっている。
容疑者は、自身の行為を公に説明する場として法廷を利用したいと望んだが、裁判官は審問を非公開とし、容疑者が希望した軍服着用も認めなかった。
裁判官は審問後の記者会見で、容疑者が、イスラムによる欧州の植民地化を終わらせたいと述べたと説明。犯行の狙いは、可能な限り多くの人々を殺害することではなく、誤解されようのない強力なメッセージを伝えることだと加えた。(c)AFP/Roddy Thomson