英盗聴スキャンダル、廃刊大衆紙の元編集長を逮捕
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【7月18日 AFP】電話盗聴問題で廃刊した英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)」の編集長だったレベッカ・ブルックス(Rebekah Brooks)氏(43)が17日、贈賄と盗聴関連の容疑で英警察に逮捕されたが、翌18日に保釈された。ブルックス容疑者の代理人が明らかにした。
ブルックス容疑者は、米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corp)のルパート・マードック(Rupert Murdoch)会長の右腕と言われる人物。「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」を発行していたニューズ・インターナショナル(News International)の最高経営責任者(CEO)でもあったが、電話盗聴スキャンダルの責任をとる形で15日、ニューズ・インターナショナルのCEO職を辞任している。
電話盗聴事件での逮捕者はブルックス容疑者で10人目。また、同容疑者は10人のなかで最も高職にある人物でもある。
ブルックス容疑者に関しては、7月に入ってから、少女の誘拐殺人事件に絡んだ盗聴に関与していたとの疑惑が、持ち上がっていた。
マードック氏についても、野党・労働党が、マードック氏が英メディアを買収して英国内に築き上げたメディア帝国の解体を要求している。(c)AFP/Danny Kemp
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