AFPヨルダン支局が襲撃される、国王関連報道が原因か
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【6月17日 AFP】ヨルダンの首都アンマン(Amman)にあるフランス通信社(AFP)の支局に15日、棒を持った男10人が押し入り、備品などを手当たり次第に破壊した。男たちは警察が駆けつける前に裏口から逃走。襲撃の数時間前に、支局長を名指しで「国の治安を弱体化させた」「ひどい目に合わせてやる」などと脅迫する電話がかけられていた。
AFPは13日、アブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)の車列に20~30代の男たちの一団が石や瓶を投げたとのニュースを、他の外国メディアと共に報じていた。ヨルダン王室や政府関係者、地元議員などはこの報道を否定し、翌14日にはAFP支局前で300人ほどが支局の閉鎖を求めるデモを行っていた。
ヨルダンでは1月以降、政治・経済改革、政治腐敗の追放などを要求する抗議運動が高まっている。(c)AFP
AFPは13日、アブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)の車列に20~30代の男たちの一団が石や瓶を投げたとのニュースを、他の外国メディアと共に報じていた。ヨルダン王室や政府関係者、地元議員などはこの報道を否定し、翌14日にはAFP支局前で300人ほどが支局の閉鎖を求めるデモを行っていた。
ヨルダンでは1月以降、政治・経済改革、政治腐敗の追放などを要求する抗議運動が高まっている。(c)AFP