【5月31日 AFP】バングラデシュ地方部の警察は30日、自分に性的暴行を加えようとした男のペニスを切除したと述べる女性(40)が、警察にペニスを証拠として提出したと発表した。

 ダッカ(Dhaka)の南200キロにあるジャラカシ(Jhalakathi)警察のAbul Khaer署長によると、この女性は同地区のバラックに暮らす3児の母。28日夜に眠っていたところを男に襲われ、性的暴行をはたらかれそうになり、男の性器をナイフで切除したという。

 女性は性器をビニール片で包み、性的暴行の証拠として警察署に届け、男を強姦未遂で告訴した。容疑者の男は40歳で妻との間に5児がいる。女性は容疑者に6か月前から嫌がらせを受けていたという。

 切除された性器は現在、警察署で保管されている。容疑者の男は病院で治療を受けており、警察署長は「容体が回復次第、逮捕する」と語った。(c)AFP