【5月19日 AFP】米ニューヨーク(New York)のホテルの女性従業員に対する性的暴行と強姦未遂などの容疑で逮捕された国際通貨基金(IMF)のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)専務理事は18日、辞意を表明した。ただし、容疑については無罪を主張している。

 ストロスカーン容疑者は声明で、「底知れない悲しみとともに、わたしはきょう、IMF専務理事の職を辞する意向を理事会に提出せざるを得ないと思う。私に対して持たれている全ての容疑については、最大限の断固たる態度をもって全力で否定する」と述べた。

 一方、ストロスカーン容疑者の弁護団は同日、保証金100万ドル(約8100万円)に加え、ニューヨーク・マンハッタン(Manhattan)の自宅で電子監視付き、24時間外出禁止で生活するなどの条件を提示して、裁判所にあらためて保釈を求める方針を示した。(c)AFP