【4月29日 AFP】仏東部バーゼル・ミュルーズ空港(Basel-Mulhouse airport)で27日朝、夜間勤務に当たっていた男性管制官1人が、管制塔内の1室で刺殺体で発見された。

 警察によると殺された管制官は、管制塔10階にある管制室に隣接する部屋で勤務していた。喉や胸など3か所を刺されて死んでおり、周囲は血の海だったという。現場は関係者以外立ち入り禁止の区域だという。警察では殺人事件として捜査を開始した。

 仏航空当局によると、殺された管制官は同空港の管制業務を管轄していた。バーゼル・ミュルーズ空港は、フランスとスイス両国のハブ空港となっている。(c)AFP