【3月25日 AFP】ロシア・モスクワ(Moscow)中心部の幹線道路脇のビジョン広告をハッキングしてポルノ映像を流した男に、モスクワの裁判所は23日、コンピューター情報への不正アクセスとわいせつ物頒布罪で禁錮1年6月を言い渡した。

 国営ロシア通信(RIA Novosti)が24日報じたところによると、南部ノボロシースク(Novorossiisk)出身のイゴール・ブリニコフ(Igor Blinnikov)被告は前年1月、コンピューターシステムに侵入してビジョン広告の設定を改ざん、約10分間のポルノ映像を流したとされる。問題の広告が設置されていたのはモスクワ市内でも交通量の多い場所で、映像にドライバーたちがくぎ付けになったため道路は一時渋滞した。

 ブリニコフ被告は「冗談のつもりが、間違った方向にいってしまった」と釈明。控訴する意思を示した。同被告は以前にもマリフアナ密売未遂で禁錮6年判決を受け、1年間服役している。(c)AFP

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