【3月19日 AFP】メキシコの治安当局は16日、首都メキシコ市(Mexico City)の空港で、メキシコ航空(アエロメヒコ、Aeromexico)機のパイロット2人を飲酒操縦の疑いで拘束した。レフォルマ紙(Reforma)などが17日報じた。

 空港係官が、着陸した同機乗組員の呼気検査を行ったところ、パイロット2人と客室乗務員1人からアルコールが検出された。係官が説明を求めると、パイロット2人はスーツケースを置いたまま走り去ろうとしたという。この客室乗務員も拘束された。 

 メキシコ航空は前週、コスタリカ発メキシコ行きの飛行機で、パイロット2人が酒に酔った状態であることを乗務員が発見し、離陸を阻止した事件があったばかり。メキシコ航空は謝罪するとともに、このパイロット2人を調査が終了するまで停職処分にすると発表している。(c)AFP