アリゾナ銃乱射、すべての罪状を否認
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【3月10日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州トゥーソン(Tucson)で今年1月、銃を乱射して6人を死亡させたとして殺人罪などで追起訴されたジャレッド・ロフナー(Jared Loughner)被告(22)の公判が9日、同州の連邦地裁で開かれ、被告はすべての罪状を否認した。
ロフナー被告は1月、ガブリエル・ギフォーズ(Gabrielle Giffords)議員と側近2人に対する殺人未遂の罪などで起訴されていたが、検察側は4日、9歳の子どもを殺した罪などで追起訴したと発表していた。
ロフナー被告は、出廷・退廷の際に笑みを浮かべており、49の罪状が読み上げられるのを静かに聞いていた。長い審理の最中に目立った反応はしなかったが、関係者に「ジャレッド・リー・ロフナー。これはあなたの本名ですか」と問われると、「はい、そうです」とだけ落ち着いた声で答えた。
この日の審理では被告が公判に耐えうる精神状態にあるかが争点となった。判事は、被告が自分に対する罪状を理解できているかなどを確かめるため精神鑑定を命じた。(c)AFP/David Anderson
ロフナー被告は1月、ガブリエル・ギフォーズ(Gabrielle Giffords)議員と側近2人に対する殺人未遂の罪などで起訴されていたが、検察側は4日、9歳の子どもを殺した罪などで追起訴したと発表していた。
ロフナー被告は、出廷・退廷の際に笑みを浮かべており、49の罪状が読み上げられるのを静かに聞いていた。長い審理の最中に目立った反応はしなかったが、関係者に「ジャレッド・リー・ロフナー。これはあなたの本名ですか」と問われると、「はい、そうです」とだけ落ち着いた声で答えた。
この日の審理では被告が公判に耐えうる精神状態にあるかが争点となった。判事は、被告が自分に対する罪状を理解できているかなどを確かめるため精神鑑定を命じた。(c)AFP/David Anderson