【3月9日 AFP】パキスタン、パンジャブ(Punjab)州ファイサラバード(Faisalabad)の圧縮天然ガスを自動車に提供するガススタンドで8日、イスラム武装勢力が設置したとみられる爆弾が爆発し、救助責任者によると、少なくとも25人が死亡、154人が負傷した。

 爆発によりガススタンドの建物は吹き飛ばされ、近隣のパキスタン航空(Pakistan International AirlinesPIA)の事務所も深刻な被害を受けた。負傷者の多くは数時間にわたりがれきなどの下敷きになっていたが、救助責任者によると、負傷者の救出、遺体の収容作業はほぼ終了した。

 また、市関係者は民放テレビ局に対し、爆弾がガススタンドそばの政府建物をねらったものだった可能性があると述べた。(c)AFP/Khurram Shahzad