【2月16日 AFP】米民間団体ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は15日、2010年に世界各地で取材中に殺害された報道関係者は44人だったと発表した。このほか、31人が取材活動が原因とみられる状況下で死亡しているという。

 最も危険な国は8人のジャーナリストが殺害されたパキスタンで、次にイラクの5人が続く。以下、ホンジュラス、メキシコ、インドネシアが各3人、ソマリアが2人となっている。

 殺害されたジャーナリストの総数は、フィリピンで政治家一族とジャーナリストら多数が殺害された大量殺人事件があった2009年の72人よりは減少した。(c)AFP