【1月16日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州トゥーソン(Tucson)で6人が死亡した銃乱射事件で、頭部を撃たれた民主党のガブリエル・ギフォーズ(Gabrielle Giffords)下院議員(40)の治療に当たっている医師団は、15日にギフォーズ議員の呼吸器を外し、議員は自力で呼吸していると発表した。

 同議員は至近距離から頭部を撃たれながら奇跡的に命をとりとめたが依然、重体で、トゥーソンにある大学医療センター(University Medical Center)に入院している。

 事件は約1週間前の8日、ギフォーズ議員が公開イベントを行ったトゥーソンのスーパーマーケット前で発生し、連邦判事や9歳の少女を含む6人が死亡、14人が負傷した。

 ギルフォード議員は12日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が見舞いに訪れた後に、事件後初めて目を開けた。(c)AFP