【12月31日 AFP】ケニアで死刑囚が大腸の中に隠していた携帯電話を摘出する手術が行われた。刑務所看守が22日、語った。

 手術は21日夜、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)の北西にあるナイバシャ(Naivasha)の病院で行われ、死刑囚の腸から袋に入った携帯電話が摘出された。

 携帯電話が大腸に隠された経緯は分かっていない。刑務所長は、記者団に「携帯電話が体の中にあった。刑務所内にいったいどれほどの物を持ち込むことが可能なのか、不安になった」と語った。

  刑務所での金属探知機による検査でこの死刑囚から金属反応があり、看守らが身体検査をしたが何も見つからなかった。そこでレントゲン検査をしたところ、大腸に携帯電話があるのを発見したという。医師は1か月前から腸の中にあったとしている。(c)AFP