アサンジ氏に新たな逮捕状発行へ、スウェーデン
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【12月3日 AFP】スウェーデン警察当局は2日、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏(39)に対し婦女暴行などの容疑で出していた逮捕状について、手続き上の間違いがあったため新たな逮捕状を発行すると発表した。
アサンジ氏は、最初に発行された逮捕状の撤回を求める申し立てをしていたが、スウェーデンの最高裁は同日、これを退ける決定を下した。
前月28日にウィキリークスが米外交公電25万点の公開を始めて以降、アサンジ氏は公の場に姿を見せていない。英紙タイムズ(Times)は先に、アサンジ氏がイングランド南東部に滞在しているが、最初の逮捕状に不備があるため逮捕できずにいると報じた。
この報道を受け、同氏の代理人マーク・スティーブンス(Mark Stephens)氏は、同氏は逃亡しているのではなく、英警察を始め複数国の治安当局も所在を把握していると主張したが、滞在場所についてはコメントしなかった。
ウィキリークスの広報担当は、2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)氏が、ウィキリークス・チームをテロ組織として取り扱うべきだと発言して以来、アサンジ氏は命の危険を感じていると説明している。(c)AFP/Igor Gedilaghine
アサンジ氏は、最初に発行された逮捕状の撤回を求める申し立てをしていたが、スウェーデンの最高裁は同日、これを退ける決定を下した。
前月28日にウィキリークスが米外交公電25万点の公開を始めて以降、アサンジ氏は公の場に姿を見せていない。英紙タイムズ(Times)は先に、アサンジ氏がイングランド南東部に滞在しているが、最初の逮捕状に不備があるため逮捕できずにいると報じた。
この報道を受け、同氏の代理人マーク・スティーブンス(Mark Stephens)氏は、同氏は逃亡しているのではなく、英警察を始め複数国の治安当局も所在を把握していると主張したが、滞在場所についてはコメントしなかった。
ウィキリークスの広報担当は、2008年大統領選で共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)氏が、ウィキリークス・チームをテロ組織として取り扱うべきだと発言して以来、アサンジ氏は命の危険を感じていると説明している。(c)AFP/Igor Gedilaghine