【11月23日 AFP】今年7月、商船三井(Mitsui OSK Lines)の大型原油タンカー「M. Star」がホルムズ海峡(Strait of Hormuz)を航行中に船体後部に損傷を受けた事件で、米運輸省は22日までに、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系組織の攻撃によるものと断定した。

 事件をめぐっては、アルカイダ系イスラム武装勢力「アブドラ・アッザム旅団(Brigades of Abdullah Azzam)」が8月初旬に犯行声明を出した。メンバー1人が自爆したとしている。

 同省はまた、19日付けで、さらなる攻撃の可能性があるとして、ホルムズ海峡、アラビア湾南部、オマーン湾西部を航行する船舶に注意を促す通達を出した。(c)AFP

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