SS抗議船の衝突は「双方に過失」、NZ海保当局が報告書
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【11月18日 AFP】(一部更新)ニュージーランドの海上保安当局(Maritime New Zealand、MNZ)は18日、米環境保護団体シー・シェパード(Sea Shepherd)の高速抗議船アディ・ギル(Ady Gil)号と日本の調査捕鯨船団の監視船・第2昭南丸(Shonan Maru II)がことし1月6日に南極海で衝突した事件について、捕鯨船がアディ・ギル号を沈めるため意図的に衝突した証拠はなかったとする報告書を発表した。
抗議船は衝突で大破し、2日後に沈没した。シー・シェパード側は、第2昭南丸が意図的に抗議船に衝突してきたとして「海賊行為」と非難していた。
しかしMNZは、第2昭南丸とアディ・ギル号のいずれにも、意図的に衝突を引き起こした証拠はなく、「双方が衝突の危険に対し適切に対処しなかったのが原因だった」と結論。衝突前、第2昭南丸はアディ・ギル号に向けて進路を変え、アディ・ギル号は回避行動として加速前進したが、互いに「国際的な衝突防止規則を順守しなかった」と指摘し、いずれの船長の刑事訴追も勧告しなかった。(c)AFP/Neil Sands
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抗議船は衝突で大破し、2日後に沈没した。シー・シェパード側は、第2昭南丸が意図的に抗議船に衝突してきたとして「海賊行為」と非難していた。
しかしMNZは、第2昭南丸とアディ・ギル号のいずれにも、意図的に衝突を引き起こした証拠はなく、「双方が衝突の危険に対し適切に対処しなかったのが原因だった」と結論。衝突前、第2昭南丸はアディ・ギル号に向けて進路を変え、アディ・ギル号は回避行動として加速前進したが、互いに「国際的な衝突防止規則を順守しなかった」と指摘し、いずれの船長の刑事訴追も勧告しなかった。(c)AFP/Neil Sands
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