中国の有毒粉ミルク問題、補償求めた親に「公序かく乱」で禁固2年半
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【11月11日 AFP】中国で2008年に起きた、有害物質メラミンに汚染された粉ミルクで乳児6人が死亡した事件で、被害者に補償を求める運動をしていた男性に対し、北京の裁判所は10日、「公序をかく乱した罪」で禁固2年半の判決を言い渡した。男性側は控訴する方針。
この有毒粉ミルク事件では、中国全土で30万人の子どもに腎臓の結石や尿路異常などの健康障害が生じたとされ、うち少なくとも6人が死亡した。問題となったメラミンは、粉ミルクのタンパク質含有量を多く見せかけるために混入されていた。
今回、判決を受けた趙聯海(Zhao Lianhai)被告も、子どもが被害を受けた1人。被害者家族に情報を提供するウェブサイトを運営するなどの活動を行っていたが、前年12月、ほかの被害者らと補償を要求する抗議集会を行った後に逮捕された。
趙被告が属する人権団体によると、判決を聞いた瞬間、被告は囚人服をひきちぎろうとしながら無実を叫んだ。また被告はハンガーストライキも計画しているという。(c)AFP
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この有毒粉ミルク事件では、中国全土で30万人の子どもに腎臓の結石や尿路異常などの健康障害が生じたとされ、うち少なくとも6人が死亡した。問題となったメラミンは、粉ミルクのタンパク質含有量を多く見せかけるために混入されていた。
今回、判決を受けた趙聯海(Zhao Lianhai)被告も、子どもが被害を受けた1人。被害者家族に情報を提供するウェブサイトを運営するなどの活動を行っていたが、前年12月、ほかの被害者らと補償を要求する抗議集会を行った後に逮捕された。
趙被告が属する人権団体によると、判決を聞いた瞬間、被告は囚人服をひきちぎろうとしながら無実を叫んだ。また被告はハンガーストライキも計画しているという。(c)AFP
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