麻薬抗争の町に20歳の「女子大生警察署長」誕生、メキシコ
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【10月21日 AFP】麻薬組織が絡んだ暴力事件が相次ぎ、ことし6月には町長が殺害されたメキシコ北部の町で、20歳の女子学生が警察署長に就任した。ほかになり手がなかったためという。
メキシコ北部チワワ(Chihuahua)州にある人口約1万人の町、プラセディス・グアダルーペ・ゲレロ(Praxedis Guadalupe Guerrero)の町役場が18日夜に発表したところによると、このほど同町の警察署長に就任したマリソル・バジェス(Marisol Valles)さんは、シウダフアレス(Ciudad Juarez)の大学で犯罪学を学んでいる学生。一児の母でもある。
町役場の説明によると、バジェスさんのほかに警察署長を引き受けてくれる人がいなかったという。
米テキサス(Texas)州と国境を接するチワワ州は米国への麻薬密輸ルートになっており、その大部分で麻薬組織による抗争が悪化の一途をたどっている。プラセディスでも前週だけで少なくとも8件の殺人事件が発生、6月には町長や警察幹部、治安部隊員が殺害されている。(c)AFP
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町役場の説明によると、バジェスさんのほかに警察署長を引き受けてくれる人がいなかったという。
米テキサス(Texas)州と国境を接するチワワ州は米国への麻薬密輸ルートになっており、その大部分で麻薬組織による抗争が悪化の一途をたどっている。プラセディスでも前週だけで少なくとも8件の殺人事件が発生、6月には町長や警察幹部、治安部隊員が殺害されている。(c)AFP
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