ナイジェリア北部で刑務所襲撃、受刑者700人以上が脱走
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【9月9日 AFP】アフリカ・ナイジェリア北部バウチ(Bauchi)州で7日夜、刑務所がイスラム武装勢力と見られる集団の襲撃を受け、受刑者700人以上が脱走した。襲撃の際の当局との激しい銃撃戦で、兵士1人、警官1人、住民2人の計4人が死亡した。地元当局が8日明らかにした。
襲撃グループは「ボコ・ハラム(Boko Haram)」(西洋の教育は罪)と名乗る武装勢力と見られている。この組織は前年、北部を席巻した宗教間衝突の発端となった襲撃事件を起こした。脱走した受刑者の中には「ボコ・ハラム」のメンバーが少なくとも150人含まれていた。
刑務所当局によると、8日までに120人以上が自主的に刑務所に戻った。人数は不明だが、逮捕者も出ているという。(c)AFP/Aminu Abubakar
襲撃グループは「ボコ・ハラム(Boko Haram)」(西洋の教育は罪)と名乗る武装勢力と見られている。この組織は前年、北部を席巻した宗教間衝突の発端となった襲撃事件を起こした。脱走した受刑者の中には「ボコ・ハラム」のメンバーが少なくとも150人含まれていた。
刑務所当局によると、8日までに120人以上が自主的に刑務所に戻った。人数は不明だが、逮捕者も出ているという。(c)AFP/Aminu Abubakar