「ウィキリークス」創設者に逮捕状、直後に撤回 スウェーデン検察
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【8月22日 AFP】スウェーデン検察当局は20日、婦女暴行などの容疑で内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏(39)の逮捕状を出したが、21日に暴行に関する逮捕状を撤回した。
スウェーデン検察の報道担当者によると、当初、アサンジ氏に対しては2件の容疑で逮捕状が出されていた。1つは同氏がスウェーデン国内で女性に対し暴行した疑いに対するもので、もう1つはセクハラ容疑に対するものだという。
検察当局はアサンジ氏の暴行容疑については「根拠がない」として撤回したが、「セクハラ」容疑に関しては現在も捜査が続行中で、この件に関して近くコメントを出すと説明した。
これに対し、アサンジ氏はツイッターに自分は「卑劣なわな」の犠牲者だと書き込み、「容疑は事実無根であり、このタイミングでの逮捕状の発行は非常に遺憾だ」との声明を発表した。
ハッカーだった経験を持つオーストラリア人のアサンジ氏は、8月中旬にスウェーデンのストックホルム(Stockholm)で記者会見を行い、アフガニスタン駐留米軍に関する未公開の極秘情報、約1万5000件を数週間以内に「ウィキリークス」上で公開すると予告していた。
アサンジ氏は、支持者らとともに世界各地を移動している。(c)AFP/Igor Gedilaghine
スウェーデン検察の報道担当者によると、当初、アサンジ氏に対しては2件の容疑で逮捕状が出されていた。1つは同氏がスウェーデン国内で女性に対し暴行した疑いに対するもので、もう1つはセクハラ容疑に対するものだという。
検察当局はアサンジ氏の暴行容疑については「根拠がない」として撤回したが、「セクハラ」容疑に関しては現在も捜査が続行中で、この件に関して近くコメントを出すと説明した。
これに対し、アサンジ氏はツイッターに自分は「卑劣なわな」の犠牲者だと書き込み、「容疑は事実無根であり、このタイミングでの逮捕状の発行は非常に遺憾だ」との声明を発表した。
ハッカーだった経験を持つオーストラリア人のアサンジ氏は、8月中旬にスウェーデンのストックホルム(Stockholm)で記者会見を行い、アフガニスタン駐留米軍に関する未公開の極秘情報、約1万5000件を数週間以内に「ウィキリークス」上で公開すると予告していた。
アサンジ氏は、支持者らとともに世界各地を移動している。(c)AFP/Igor Gedilaghine