受刑者が夜間外出し35人殺害、看守が銃貸す メキシコ
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【7月26日 AFP】メキシコ連邦検察庁は25日、同国北部ドゥランゴ(Durango)州の刑務所長が、受刑者数人に武器を提供した上で夜間外出させ、2月以降に35人を殺害させていたとして、所長ら4人を逮捕したと発表した。
検察発表によるとこの刑務所長は、「請負殺人の報復のため」に受刑者が夜間外出することを許可。移動用の公用車と、看守の所有する武器を貸し与えた。
これらの受刑者は、この刑務所に近い同州北部の工業都市トレオン(Torreon)で発生した3件の大量殺人事件に関与したとみられており、現場で発見された弾丸が同刑務所の看守の銃4丁と一致したという。
3件のうちの1件は今月18日未明にパーティー会場が自動小銃を持った武装集団に襲撃された事件で、17人が死亡した。メキシコでは、対立する麻薬組織の抗争で2006年以降、約2万5000人が命を落としている。(c)AFP
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検察発表によるとこの刑務所長は、「請負殺人の報復のため」に受刑者が夜間外出することを許可。移動用の公用車と、看守の所有する武器を貸し与えた。
これらの受刑者は、この刑務所に近い同州北部の工業都市トレオン(Torreon)で発生した3件の大量殺人事件に関与したとみられており、現場で発見された弾丸が同刑務所の看守の銃4丁と一致したという。
3件のうちの1件は今月18日未明にパーティー会場が自動小銃を持った武装集団に襲撃された事件で、17人が死亡した。メキシコでは、対立する麻薬組織の抗争で2006年以降、約2万5000人が命を落としている。(c)AFP
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