【7月19日 AFP】オーストラリア西部パース(Perth)で17日、広告看板の上に、一糸まとわぬ姿に拳銃のホルスターだけを身につけた男が突然現れ、警官隊とにらみ合い、一帯が一時封鎖されるという騒動があった。

 男は坊主頭で、小さな拳銃を収めたホルスターを全裸姿に着用していた。現場には人だかりが発生、警察ヘリや戦術対応チーム、消防車、救急車などが急行し、市当局はパース中心部の現場一帯を立ち入り禁止にした。

「彼は半狂乱でわめき散らしている。十分に道理にかなってる行動とはいえない」と、ニール・ブレア(Neil Blair)警部補は現場で記者団に語った。「パース中心街のあの場所で、拳銃を持って全裸姿というのは、まともな人間のとる行動ではない」

 男は、昼食時間ごろに看板の上に現れたとみられている。警官隊と長い間口論を続けた末、男は夕方ごろに拳銃を置いて投降した。(c)AFP