下水に食用油の塊1000トン、ロンドンで除去作戦
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【7月14日 AFP】英ロンドンの下水道にたまりにたまった1000トンもの食用油の塊を一掃しようと、呼吸装置を身につけ、シャベルを手にした作業チームがレスター・スクウェア(Leicester Square)に結集した。
レスター・スクウェアは周辺にカフェやレストラン、チャイナタウン(Chinatown)がにぎわい、ウェストエンド(West End)やソーホー(Soho)といった歓楽街に囲まれる。このロンドン観光の中心といわれる広場下の排水溝には、レストランなどから排出された食用油や油脂分が蓄積し、下水道を詰まらせかねない状態だった。
そこで英水道大手テムズ・ウォーター(Thames Water)が「史上最大の下水道クリーンアップ作戦」に乗り出した。作業は2か月ほどかかるとみられる。
開始早々からいきなり厚さ1.2メートルもの油の壁に阻まれ、下水道にさえ最初はたどり着けなかったと作業員の1人は語った。「食用油をそのまま排水溝に流すのは、絶対にやってはいけない。油は流したとたんにすぐに冷めて固まってしまい、下水道の中で塊になってしまう」(c)AFP/Stewart Turkington
レスター・スクウェアは周辺にカフェやレストラン、チャイナタウン(Chinatown)がにぎわい、ウェストエンド(West End)やソーホー(Soho)といった歓楽街に囲まれる。このロンドン観光の中心といわれる広場下の排水溝には、レストランなどから排出された食用油や油脂分が蓄積し、下水道を詰まらせかねない状態だった。
そこで英水道大手テムズ・ウォーター(Thames Water)が「史上最大の下水道クリーンアップ作戦」に乗り出した。作業は2か月ほどかかるとみられる。
開始早々からいきなり厚さ1.2メートルもの油の壁に阻まれ、下水道にさえ最初はたどり着けなかったと作業員の1人は語った。「食用油をそのまま排水溝に流すのは、絶対にやってはいけない。油は流したとたんにすぐに冷めて固まってしまい、下水道の中で塊になってしまう」(c)AFP/Stewart Turkington