ロシア・スパイ事件、容疑者が逃亡 キプロス
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【7月1日 AFP】米国内で活動していたとしてロシアのスパイ11人が逮捕された事件で6月30日、キプロスで拘束されたグループの一員、クリストファー・ロバート・メトソス(Christopher Robert Metsos)容疑者(54)が保釈中に行方をくらましたことが明らかになった。
米司法省は前月28日、米国内で長期間にわたってロシア対外情報局(SVR)のために諜報活動を行っていたとして、10人を逮捕し、カナダ人のメトソス容疑者の行方を追っていることを明らかにした。
同容疑者は29日、キプロスのラルナカ(Larnaca)国際空港で拘束されたが、身柄引き渡しのための聴聞が行われる今月29日まで毎日警察に出向くことを条件に保釈が認められた。だが、30日は警察に姿を現さなかったため、滞在先のホテルを調べると、逃亡したことが明らかになった。
警察は同容疑者の逮捕令状を申請しているところだったという。(c)AFP/Stuart Williams
米司法省は前月28日、米国内で長期間にわたってロシア対外情報局(SVR)のために諜報活動を行っていたとして、10人を逮捕し、カナダ人のメトソス容疑者の行方を追っていることを明らかにした。
同容疑者は29日、キプロスのラルナカ(Larnaca)国際空港で拘束されたが、身柄引き渡しのための聴聞が行われる今月29日まで毎日警察に出向くことを条件に保釈が認められた。だが、30日は警察に姿を現さなかったため、滞在先のホテルを調べると、逃亡したことが明らかになった。
警察は同容疑者の逮捕令状を申請しているところだったという。(c)AFP/Stuart Williams