約2000頭の絶滅危惧種が死亡、毒殺か カザフスタン
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【5月23日 AFP】カザフスタンでカモシカの仲間、サイガ約2000頭が死んでいるのが発見され、同国の農業省が、毒による攻撃を受けた可能性を視野に捜査している。インタファクス・カザフスタン(Interfax-Kazakhstan)が21日、報じた。
農業省のYerlan Nysanbayev氏は、「約2000頭のサイガが死んだことが確認された」と述べた。
Nysanbayev氏によると、死んだサイガは「胃が膨張しており、口からは緑色の泡を吹き、悪性の下痢を発症していた。獣医らによると、これらは中毒の典型的な症状だ」という。
関係者によると、牧草地の上空に「正体不明の灰色の霧」が見えたあと、サイガたちが死んでいるのが発見されたという。
Nysanbayev氏は、「もしも人間が原因だという証拠をつかんだら、刑事事件として捜査する」と述べ、大量死の原因を調べると述べた。
サイガは、環境保護団体「世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)」によって絶滅危ぐ種に指定されており、世界の生息数は5万頭と推定されている。(c)AFP
農業省のYerlan Nysanbayev氏は、「約2000頭のサイガが死んだことが確認された」と述べた。
Nysanbayev氏によると、死んだサイガは「胃が膨張しており、口からは緑色の泡を吹き、悪性の下痢を発症していた。獣医らによると、これらは中毒の典型的な症状だ」という。
関係者によると、牧草地の上空に「正体不明の灰色の霧」が見えたあと、サイガたちが死んでいるのが発見されたという。
Nysanbayev氏は、「もしも人間が原因だという証拠をつかんだら、刑事事件として捜査する」と述べ、大量死の原因を調べると述べた。
サイガは、環境保護団体「世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature、WWF)」によって絶滅危ぐ種に指定されており、世界の生息数は5万頭と推定されている。(c)AFP