浮気妻、「発覚は明細書のせい」と携帯会社を提訴 カナダ
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【5月19日 AFP】携帯電話会社が送付した利用明細書が原因で浮気が発覚し、夫に離婚されたとして、カナダの女性が携帯電話会社に60万カナダドル(約5300万円)の損害賠償を求めて裁判を起こした。
キャンウェスト・ニュースサービス(Canwest News Service)が18日に伝えたところによると、カナダの携帯電話事業者ロジャースワイヤレス(Rogers Wireless)を相手取って訴えを起こした女性はガブリエラ・ナジ(Gabriella Nagy)さん(35)。同社によるプライバシー侵害と契約違反を主張している。
キャンウェストが引用した裁判所文書によると、ナジさんはロジャースワイヤレスに携帯電話の利用明細書を自分宛てに送るよう指示していた。しかしロジャースワイヤレスでは、ナジさんの携帯電話料と、夫婦のテレビ代やインターネット使用料、固定電話料金をまとめてナジさんの夫宛てに明細書を送ったという。
明細書を見て頻繁に通話記録がある番号を発見した夫が、ナジさんの浮気を疑ってその番号に電話をしたところ男性が出て、ナジさんと関係をもって3週間になることを告げた。夫は2007年8月にナジさんと子どもたちを残して家を出た。
ロジャース側は、夫婦の希望に基づいて明細を一括にしたと反論している。同社の広報は、顧客の個人的な決断に同社が責任を負うことはできないと語った。(c)AFP
キャンウェスト・ニュースサービス(Canwest News Service)が18日に伝えたところによると、カナダの携帯電話事業者ロジャースワイヤレス(Rogers Wireless)を相手取って訴えを起こした女性はガブリエラ・ナジ(Gabriella Nagy)さん(35)。同社によるプライバシー侵害と契約違反を主張している。
キャンウェストが引用した裁判所文書によると、ナジさんはロジャースワイヤレスに携帯電話の利用明細書を自分宛てに送るよう指示していた。しかしロジャースワイヤレスでは、ナジさんの携帯電話料と、夫婦のテレビ代やインターネット使用料、固定電話料金をまとめてナジさんの夫宛てに明細書を送ったという。
明細書を見て頻繁に通話記録がある番号を発見した夫が、ナジさんの浮気を疑ってその番号に電話をしたところ男性が出て、ナジさんと関係をもって3週間になることを告げた。夫は2007年8月にナジさんと子どもたちを残して家を出た。
ロジャース側は、夫婦の希望に基づいて明細を一括にしたと反論している。同社の広報は、顧客の個人的な決断に同社が責任を負うことはできないと語った。(c)AFP