【5月10日 AFP】マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)郊外で自動車を盗んだ窃盗犯らが、車が地元警察署長の所有物であることに気づき、慌てて謝罪文付きで返却するという出来事があった。

 同国英字紙日曜版のサンデー・スター(Sunday Star)によると、車は6日、警察署長の運転手が朝食をとっている間に盗まれた。しかし、8日には返却され、車のダッシュボードの上には「警察さんすみません、標的を間違えました」との手書きのメモがあった。

 地元署長代理によると、左前ドアのロック部分が破損していた以外に損傷はなく、車の状態は良いという。(c)AFP