【4月20日 AFP】スイス・チューリヒ(Zurich)のチューリヒ湖で18日、湖に落ちたボートの一部を捜索していたダイバーらが、遺灰が入った骨つぼを発見した。スイス警察によると、発見された遺灰は全部で13人分。

 チューリヒ州の水資源管轄当局は、多くの人びとが遊泳を楽しみ、飲料水源としても利用される湖にこのように大量の骨つぼが遺棄されることは「受け入れがたい」との声明を発表。死者の平穏の侵害でもあるとして、苦情申し立てを申請した。

 チューリヒ湖では2008年にも、無許可で遺灰が散布されたことがある。無許可の散骨には、罰金5万スイスフラン(約435万円)が科せられる。(c)AFP