【3月29日 AFP】(一部更新、写真追加)ロシア・モスクワ(Moscow)中心部で29日、朝のラッシュ時の地下鉄駅2か所で相次いで爆発が起き、約40人が死亡した。ロシア緊急事態省が発表した。検察捜査委員会はテロの可能性があるとして捜査を開始した。

 ロシア緊急事態省当局者の話としてタス通信(ITAR-TASS)が伝えたところによると、1回目の爆発はルビャンカ(Lubyanka)駅に停車中の列車内で起き、車内とホームで22人が死亡した。

 報道によるとこの爆発の数分後、パルククリトゥールイ(Park Kultury)駅でも、停車中の列車内で爆発があり、少なくとも12人が死亡した。

 現在のところ、爆発の原因については明らかになっていないが、露インタファクス(Interfax)通信は、治安当局筋の情報として、少なくとも1回目の爆発については自爆攻撃の可能性があると報じている。(c)AFP