父親から性的暴行25年、18回妊娠した娘2人に英当局が謝罪
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【3月11日 AFP】英国で25年以上にわたって父親から性的暴行を受け続け、計18回妊娠させられ7人の子どもを生んだ娘2人に対し、地元当局が10日、度重なる近親相姦を防ぐことができなかった責任を認め、謝罪した。
シェフィールド児童安全保護理事会(Sheffield Safeguarding Children Board)は同日、過去35年間に一家に関係した地元当局28機関と100人の担当者らによる事件の再調査の報告書を発表。その中で、娘たちが受けた虐待の詳細が明らかになった。
一家は35年間に67回も転居を繰り返していたため、父親は事件の発覚を免れていたという。 理事会長は「この家族に謝罪したい。われわれの対応が間違っていたことが明らかになるだろう」と述べた。
報告書によると、虐待は娘がそれぞれ8歳と10歳だった1981年に始まった。始めは毎日暴力を振るわれ、その後、週2~3回の頻度で性的暴行を受けるようになった。娘たちは父親を「ボス」と呼んでいた。父親の行為を拒絶すると殴る蹴るなどの暴行を受け、炎であぶられることもあったという。(c)AFP
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