ドバイ暗殺事件、新たに15人の容疑者を公表 豪パスポートも
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【2月25日 AFP】(写真追加)アラブ首長国連邦のドバイ(Dubai)警察は24日、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)のマフムード・マブフーフ(Mahmud al-Mabhuh)司令官がドバイのホテルで暗殺された事件で、新たに15人の容疑者の顔写真を公表した。この15人も、欧州の旅券を所持していた。
15人の所持していた旅券の発行国の内訳は、英国が6人、フランスが3人、アイルランドが3人、オーストラリアが3人。うち5人が女性だという。同事件の容疑者は、これで計26人となった。
今回新たに自国の旅券が事件に関与していたことが明らかになったオーストラリアは24日、イスラエル大使を呼んで説明を求めた。また、ケビン・ラッド(Kevin Rudd)豪首相は事件について「黙っているつもりはない」と述べた。問題の旅券は偽造とみられるという。
事件はすでに、偽造旅券が使用された英、アイルランド、仏、独の4か国とイスラエルの間で外交問題化している。いずれの国も暗殺を行ったとしてイスラエルを名指ししてはいないが、ドバイ警察幹部は事件の背後にイスラエルの対外特務機関モサド(Mossad)がいる可能性が高いと指摘している。(c)AFP/Mohamed Hasni
15人の所持していた旅券の発行国の内訳は、英国が6人、フランスが3人、アイルランドが3人、オーストラリアが3人。うち5人が女性だという。同事件の容疑者は、これで計26人となった。
今回新たに自国の旅券が事件に関与していたことが明らかになったオーストラリアは24日、イスラエル大使を呼んで説明を求めた。また、ケビン・ラッド(Kevin Rudd)豪首相は事件について「黙っているつもりはない」と述べた。問題の旅券は偽造とみられるという。
事件はすでに、偽造旅券が使用された英、アイルランド、仏、独の4か国とイスラエルの間で外交問題化している。いずれの国も暗殺を行ったとしてイスラエルを名指ししてはいないが、ドバイ警察幹部は事件の背後にイスラエルの対外特務機関モサド(Mossad)がいる可能性が高いと指摘している。(c)AFP/Mohamed Hasni