グリーンピースのメンバーが無罪主張、鯨肉窃盗事件で初公判
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【2月15日 AFP】(写真追加)調査捕鯨船団の乗組員が自宅に送ろうとしていた鯨の肉を、運送会社から盗んだとして窃盗と建造物侵入の罪に問われている国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)のメンバー2人の初公判が15日、青森地裁で行われ、被告側は無罪を主張した。
この事件は2008年に同団体のメンバー、 佐藤潤一(Junichi Sato)被告と鈴木徹(Toru Suzuki)被告が、青森県内の運送会社の配送所から鯨の肉23.5キロ分が入った段ボール箱を盗んだとされるもので、2人はその後、会見で「証拠」として鯨肉を示し、船員らを東京地検に告発したが、同地検は嫌疑なしで船員らを不起訴処分とし、同日、グリーンピース側の2人が逮捕された。
共同通信によると初公判で被告側は「不正な鯨肉の横流しを世に公表しようとしたもので、決して鯨肉を自ら消費したり、転売するために確保したのではない」と主張し、起訴内容を否認した。
今回の裁判でグリーンピースのメンバー側が有罪となった場合には、最高で懲役10年が科される可能性がある。(c)AFP
この事件は2008年に同団体のメンバー、 佐藤潤一(Junichi Sato)被告と鈴木徹(Toru Suzuki)被告が、青森県内の運送会社の配送所から鯨の肉23.5キロ分が入った段ボール箱を盗んだとされるもので、2人はその後、会見で「証拠」として鯨肉を示し、船員らを東京地検に告発したが、同地検は嫌疑なしで船員らを不起訴処分とし、同日、グリーンピース側の2人が逮捕された。
共同通信によると初公判で被告側は「不正な鯨肉の横流しを世に公表しようとしたもので、決して鯨肉を自ら消費したり、転売するために確保したのではない」と主張し、起訴内容を否認した。
今回の裁判でグリーンピースのメンバー側が有罪となった場合には、最高で懲役10年が科される可能性がある。(c)AFP