チーズ1枚で解雇は厳しすぎ、マクドナルドに賠償命令 オランダ
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【1月27日 AFP】オランダ北部のレーワルデン(Leeuwarden)地方裁判所は26日、ハンバーガーを注文した同僚に対しチーズを1枚余分に挟んだとしてこの従業員を解雇したのは不当だとし、オランダ・マクドナルド(McDonalds)に対して損害賠償を命じる判決を下した。
裁判は、前年3月にレメル(Lemmer)のマクドナルド店舗で、休憩中にハンバーガーを注文した同僚に対しこれよりも値段が高いチーズバーガーを渡したとして解雇された元従業員が、解雇は不当だとして同社を訴えていたもの。
裁判所は、「たかだかチーズ1枚で解雇するのは厳しすぎる。書面による厳重注意の方がより適切であった」とし、同社に対し、原告の雇用契約期間の残り5か月分の給料、4265.47ユーロ(約53万8000円)を支払うよう命じた。さらに、裁判費用の全額負担も命じた。
マクドナルド側は、元従業員は「家族、友人、同僚への販売品の無償提供を禁じる」とした就業規則に違反したと主張していた。(c)AFP
裁判は、前年3月にレメル(Lemmer)のマクドナルド店舗で、休憩中にハンバーガーを注文した同僚に対しこれよりも値段が高いチーズバーガーを渡したとして解雇された元従業員が、解雇は不当だとして同社を訴えていたもの。
裁判所は、「たかだかチーズ1枚で解雇するのは厳しすぎる。書面による厳重注意の方がより適切であった」とし、同社に対し、原告の雇用契約期間の残り5か月分の給料、4265.47ユーロ(約53万8000円)を支払うよう命じた。さらに、裁判費用の全額負担も命じた。
マクドナルド側は、元従業員は「家族、友人、同僚への販売品の無償提供を禁じる」とした就業規則に違反したと主張していた。(c)AFP