【12月31日 AFP】米航空機爆破未遂事件を受け、ナイジェリアの民間航空当局は30日、空港での保安強化対策として、衣服を透視できる全身スキャナーを同国内の国際便発着空港に配備すると発表した。現在のところ、全身スキャナーが配備されるのは、首都アブジャ(Abuja)、ラゴス(Lagos)、カノ(Kano)、ポートハーコート(Port Harcourt)の4主要空港の予定だという。
 
 オランダ・アムステルダム(Amsterdam)のスキポール空港(Schiphol)空港から米デトロイト(Detroit)に向かっていたノースウエスト航空(Northwest Airlines)の機内で起きた爆破未遂事件では、ナイジェリア人のウマル・ファルーク・アブドルムタラブ(Umar Farouk Abdulmutallab)被告(23)が訴追されている。(c)AFP