【12月23日 AFP】米コロラド(Colorado)州で10月にファルコン・ヒーニ(Falcon Heene)君(6)が気球で飛ばされたとの自作自演騒動を起こしたとして起訴された両親のリチャード・ヒーニ(Richard Heene)、マユミ・ヒーニ(Mayumi Heene)両被告の弁護士は22日、空と陸から行われた気球の捜索活動費用として、夫妻が4万2000ドル(約385万円)の支払いを命じられたことを明らかにした。

 この事件は10月15日、ファルコン君が円盤形の気球に乗って飛ばされたとの通報があり、大々的な捜索が行われてテレビ中継もされた。しかし後に、テレビのリアリティーショー番組との契約を確実にするために両親が計画したでっち上げだったことが明らかになった。

 両被告の判決は23日、同州の裁判所で下される。2人はすでに有罪を認めており禁固刑を受ける可能性もあるが、執行猶予がつくとみられている。(c)AFP