フィリピン南部、武装グループが小学校襲撃 児童ら75人連れ去る
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【12月10日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ島(Mindanao)アグサンデルスール(Agusan del Sur )州で10日朝、地元部族の武装グループが小学校を襲撃し、児童ら75人を連れ去った。
同州警察によると、ニュー・マーシム小学校(New Maasim Elementary School)で、児童らが出席する朝の校旗掲揚式の最中に、マノボ族(Manobo)の武装グループ15人が襲撃してきたという。児童17人と教師1人は数時間後、無傷で解放されたが、残りの児童らについて現在、解放交渉が続けられているという。
警察発表によると、犯人グループを率いているのはマノボ族のリーダー、オンド・ペレス(Ondo Perez)容疑者とみられ、犯人グループは、食料、衣服、医薬品、毛布、飲料水などを要求している。ペレス容疑者は過去にも、グループのメンバーを殺害したとして地元のライバルのジョエル・キューベイ(Joel Cubay)氏の拘束を求めるなど、数々の要求を警察に突きつけている。
ミンダナオ島ではこの数週間、木材会社の従業員が斬首されて殺害されたり、政治がらみで57人が大量虐殺される事件が相次いでいた。(c)AFP/Ben Serrano
同州警察によると、ニュー・マーシム小学校(New Maasim Elementary School)で、児童らが出席する朝の校旗掲揚式の最中に、マノボ族(Manobo)の武装グループ15人が襲撃してきたという。児童17人と教師1人は数時間後、無傷で解放されたが、残りの児童らについて現在、解放交渉が続けられているという。
警察発表によると、犯人グループを率いているのはマノボ族のリーダー、オンド・ペレス(Ondo Perez)容疑者とみられ、犯人グループは、食料、衣服、医薬品、毛布、飲料水などを要求している。ペレス容疑者は過去にも、グループのメンバーを殺害したとして地元のライバルのジョエル・キューベイ(Joel Cubay)氏の拘束を求めるなど、数々の要求を警察に突きつけている。
ミンダナオ島ではこの数週間、木材会社の従業員が斬首されて殺害されたり、政治がらみで57人が大量虐殺される事件が相次いでいた。(c)AFP/Ben Serrano