ロシア列車爆破、イスラム武装勢力が犯行声明
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【12月2日 AFP】ロシア北西部ノブゴロド(Novgorod)州でモスクワ(Moscow)発サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)行き特急「ネフスキー・エクスプレス(Nevski Express)」が爆弾攻撃を受けて脱線し、26人が死亡、約100人が負傷した事件で、イスラム系の武装勢力が2日、犯行声明を出した。
複数のイスラム系組織を統括する「カフカス首長国(Caucasus Emirate)」と呼ばれる組織が、ウェブサイトに犯行声明を投稿。声明で「ドク・ウマロフ(Dokku Umarov)首長の指令のもと、ことし初めからロシア国内の複数の戦略的重要地点への破壊攻撃を計画し、首尾よく成功を収めた。(列車爆破も)一連の破壊攻撃の一環として準備、実行した」と述べた。
犯行声明の事実確認はとれていない。投稿されたウェブサイトは、これまでもチェチェン共和国の独立派武装勢力が広報の場として利用してきた「KavkazCenter.com」だった。
Caucasus Emirateのリーダーを自称するウマロフ氏は、イスラム教徒が多い北カフカス地方で、イスラム法(シャリア)による統治の樹立を目指しているとされる。
捜査当局は、今回の周到に準備された爆弾攻撃の手口と、以前にチェチェン共和国であった攻撃には類似性があると述べた。(c)AFP/Alexander Osipovich
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複数のイスラム系組織を統括する「カフカス首長国(Caucasus Emirate)」と呼ばれる組織が、ウェブサイトに犯行声明を投稿。声明で「ドク・ウマロフ(Dokku Umarov)首長の指令のもと、ことし初めからロシア国内の複数の戦略的重要地点への破壊攻撃を計画し、首尾よく成功を収めた。(列車爆破も)一連の破壊攻撃の一環として準備、実行した」と述べた。
犯行声明の事実確認はとれていない。投稿されたウェブサイトは、これまでもチェチェン共和国の独立派武装勢力が広報の場として利用してきた「KavkazCenter.com」だった。
Caucasus Emirateのリーダーを自称するウマロフ氏は、イスラム教徒が多い北カフカス地方で、イスラム法(シャリア)による統治の樹立を目指しているとされる。
捜査当局は、今回の周到に準備された爆弾攻撃の手口と、以前にチェチェン共和国であった攻撃には類似性があると述べた。(c)AFP/Alexander Osipovich
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